2017年

東洋ライスが日本健康医療学会より
「金芽米は国民の健康医療に役立つ」と表彰

東洋ライス株式会社(銀座本社:東京都中央区、代表取締役:雜賀慶二、以下「東洋ライス」)が製造・販売する「金芽米」が、9月18日(月)に開催された「第10回日本健康医療学会記念大会(一般社団法人日本健康医療学会主催)」において、「第5回健康医療アワード」を受賞いたしました。

主として医学者が会員となっている日本健康医療学会は、疾病を予防、健康を維持増進して、健康寿命を延ばすことを目的として平成20年に設立、平成25年には健康医療に役立っている製品を推奨する「健康医療アワード」を設立、第5回目となる今回は、4,000項目の中より「金芽米」を含めた5項目が選定されました。なお、金芽米は2005年の発売以降、消費者から健康効果や美味しさに関するレビューが8000件以上寄せられるなど多くの客観的な評価を頂いておりますが、このたびのような権威があり、かつ医療関係の学会からの表彰は初めてとなります。

このたびの選定理由について、同学会の佐藤元彦理事長は「東洋ライスが独自の精米技術でコメに『健康成分』を残し、約10年以上前から日本のみならず、シンガポールをはじめとした世界各国の人々の健康増進に寄与されていることが授賞の決め手となりました。また、金芽米に含まれる、免疫活性化成分『LPS』が生活習慣病をはじめとした疾患予防効果にも期待できることから、東洋ライスの今後の取組みについても期待しています」とコメントされております。また、授与された表彰状には、「国民の健康医療に役立つものとして(中略)表彰いたします」と記されておりますが、医薬品以外の商品が国民の健康寿命増進と医療費削減に貢献出来るチャンスが少ない我が国において、この表彰制度は大いに評価されるべき活動であると存じます。

なお、受賞製品は下記の通りです。

製品名 団体名
1 ザイグル 株式会社ティー・ユー・エフ
2 金芽米 東洋ライス株式会社
3 メタバリアS 富士フィルム株式会社
4 ビフィーナS 森下仁丹株式会社
5 ラジオ体操の普及 NPO法人全国ラジオ体操連盟

東洋ライスは、薬食同源を実現した「金芽米」、「金芽ロウカット玄米」により、人々に健康な毎日を過ごしていただき、膨張を続ける日本の医療費削減に少しでも貢献できるよう、また、日本のみならず、世界の人々の健康維持に貢献できるよう、本受賞を励みに、今後も一層製品開発に取り組み「健康」で貢献して参る所存です。

東洋ライス「金芽ロウカット玄米」に認知症予防の可能性
名古屋経済大学の研究チームが実証

名古屋経済大学人間生活科学部管理栄養学科(所在地:愛知県犬山市、准教授:上延 麻耶)の研究チームが、東洋ライス株式会社(銀座本社:東京都中央区、代表取締役: 雜賀慶二)が製造・販売する「金芽ロウカット玄米(脱ロウ玄米)」の継続摂取によって、認知症を予防できる可能性があることを明らかにしました。この研究成果は、2017年9月15日(金)に徳島県で開催された「第64回日本栄養改善学会学術総会」にて、1年間のクロスオーバー比較試験における第一期間(6ヶ月間)終了時点の中間報告として、同大学で研究を担当した和久那津実氏により発表されました。

玄米には、認知機能の低下予防に有効といわれているγオリザノールやフェルラ酸が含まれており、これらは生活習慣病予防にも効果的であることが知られています。しかし、従来の玄米は食味や消化性が良くないことや、炊飯に手間がかかることから、ほとんど食べられていません。特に、咀嚼や嚥下能力が低下した高齢者に玄米は食べにくく、継続摂取は難しいという課題がありました。

そこで本研究では、玄米表面を覆っているロウ層のみを均等に除去することで、玄米の栄養価をほぼ残しながら、白米のように炊きやすく、食べやすくした「金芽ロウカット玄米」を「脱ロウ玄米」と称して使用、特別養護老人ホームの入居者31名を2群に分け、各群が精白米、脱ロウ玄米をそれぞれ6カ月間(1日3食)摂取するクロスオーバー比較試験とし、認知機能評価は長谷川式簡易知能スケール(HDS-R)※を用いて検証しました。(※認知症のスクリーニングを目的に作成され、最高得点は30点満点で、20点以下を認知症の疑い、21点以上を正常と判定した場合にもっとも高い弁別性を示す。)

図1
図1

表1
図1

結果は、図1に示すように、精白米群では15.4%、脱ロウ玄米群では44.4%の方がHDS-R合計点数が上昇しました(χ2検定:p=0.073)。また、表1に示すように試験開始時にHDS-R合計点数が1点以上10点以下の方(低認知機能群)については、脱ロウ玄米群でHDS-R合計点数の上昇と優位な関連が見られ、精白米群では関連がみられませんでした(χ2検定:p=0.0329)。

結論として、脱ロウ玄米は、咀嚼・嚥下能力が低下した高齢者においても継続摂取可 能であることが示されました。さらに、脱ロウ玄米の継続摂取は、低認知機能と評価される高齢者の認知機能の低下予防に有効であることが示されました。

今回の研究結果で特筆すべきことは、1認知症予防に有効とされながらも、実際には継続摂取が困難であった玄米食が、金芽ロウカット玄米の登場により咀嚼や嚥下能力が低下した高齢者にも日常的に主食として利用することができることが判明し、2金芽ロウカット玄米を6カ月間継続摂取することで、認知症の予防に効果のあることが判明したことです。また、今回の研究の被験者となられた方や介護職員の方にも下記の様に大変好評でした。

<脱ロウ玄米継続摂取された入居者様のご感想>
「普通の玄米より、脱ロウ玄米の方が食べやすく、おいしい。」「施設でいつも食べているご飯と変わらない。おいしく食べている。

<介護職員の方のご感想>
「白米と同じように炊けるから、白米の時と炊飯は変わらない」
「入居者様の体調にもよるが、残さず完食されている。」「入居者様の排便状況がよくなった気がする。臨床試験が終わっても、ロウカット玄米を継続したい。」

コメの肌ヌカを生かした有機質肥料・飼料の安定供給に向け基本協定締結 東都生協と東洋ライス、無洗米販売協力も、循環型農業の実現目指す

東都生活協同組合(東京都世田谷区、理事長:庭野吉也)と、東洋ライス株式会社(銀座本社:東京都中央区、代表取締役:雜賀慶二)は9月1日、「米の精」基本協定を締結いたしました。東洋ライスのBG無洗米機で無洗米加工した際に取り除かれる肌ヌカを生かした有機質肥料・飼料「米の精」を、東都生協が安定供給してもらうのが狙いです。「米の精」の原料となる肌ヌカは、それのみを回収するのは非常に難しいのと、量も通常の精白米1㎏から15g程度しか取れないため、東都生協は東洋ライスが無洗米加工する金芽米、金芽ロウカット玄米の販売に協力し、「米の精」の安定供給につなげます。BG無洗米機は、研ぎ汁のもとになる肌ヌカの粘性を利用し、胚乳の表面を傷めずに肌ヌカだけを除去するもので、①研ぎ汁による水質汚染を防止し、汚水処理場の電力消費(CO2)を削減できる②コメの健康成分の流失と劣化を防ぐ③コメの食味の劣化を防ぐ④環境に有害な研ぎ汁を有効資源として活用する―という、4つすべての要件を唯一達成した無洗米機であります。その副産物である「米の精」を活用することで、地球環境保全と、有機資源を循環させながら農畜産物を生産する循環型農業の実現を目指します。

生活協同組合と株式会社のこのような協定は珍しく、同じ目的を共有する新たな取り組みとなります。東都生協はこれまで、契約産地に「米の精」を供給し、野菜、果物の肥料として活用してきました。最近は畜産物(牛、豚、鶏)の飼料としての活用が始まり、9月から「米の精」飼料を与えた畜産物の消費者(組合員)への販売がスタートします。基本協定はこの時期に合わせて締結しました。「米の精」は土づくりに必要な成分のバランスが良いうえ、微生物のエサとなりやすく、土壌が活性化して豊かになります。東都生協の契約産地は、農薬・化学肥料削減の取り組みに力を入れてきたため微生物が残存しており、「米の精」の土壌活性化効果に対して高い評価が寄せられています。畜産物の飼料としても「食いつきが良い」という評価が寄せられています。

東都生協は2016年度に金芽米、金芽ロウカット玄米、BG無洗米を2,203トン販売、その副産物である「米の精」の供給を782トン受けています。基本協定は東都生協の金芽米、金芽ロウカット玄米販売量、東洋ライスの「米の精」供給量について数値目標は定めず、1年に1回の両者レビューによって翌年の取り組みを決めることにしています。このほか、日本の食料自給率向上につながる取り組みや、産地と消費者の相互理解を深めるための交流活動などを共同で展開していくことを盛り込みました。

東都生協は1973年により安全ですぐれたものを手に入れたいという消費者の願いから設立されました。「産直」「協同」「民主」-いのちとくらしを守るために-の基本理念のもと、消費と生産を結ぶ「産直」(産地直結)を基軸とした事業と活動を進めています。日本農業と食料自給率向上に貢献する産直生鮮品・国産応援商品をはじめ、安全で質の良い生産物を安く安定して供給する共同購入事業を柱として、くらしの要求に応えるさまざまな商品とサービスを組合員に提供しています。2008年からは食の安心を次世代に継承する「食の未来づくり運動」を提起。交流・訪問2万人運動や産直・国産商品の利用普及、商品づくりへの参画など、生産者との交流・協同を通じ、持続可能な社会に向けて組合員が主体的に暮らしに向き合い、食卓から日本の農業を応援する運動を進めています。

一方、東洋ライスは環境に優しい稲作に適した土づくりから精米機器の開発、コメ販売、炊飯事業までを手がける「お米に関する総合メーカー」として活動を続ける中で、かつて米が持っていた生薬としての機能を取り戻したコメを開発すると共に、一層の普及により予防医学の推進を図り、わが国の医療費削減を目指しています。

(ご参考)
東都生協の契約産地が「米の精」を使って育てた商品
【野菜】にんじん、大根、大和いも、さつまいも、無無たまねぎ
【果物】りんご、柿
【精肉】かぞの豚、八千代牛、太陽チキン
【牛乳】八千代牛乳

「米の精」使用産地(順不同)
埼玉産直センター、埼玉西部産直グループ、埼玉県産直協同上里グループ、JAやさと(茨城)、茨城県西産直センター、房総食料センター(千葉)、多古町旬の味産直センター(千葉)、奈良五條産直組合、ファーマン(山梨)、山形南陽のんのん倶楽部、紀ノ川農協(和歌山)、久保産直会(長野)、佐久産直センター(長野)、サン・ファームすざか(長野)、大矢野有機農産物供給センター(熊本)、三浦半島EM研究会(神奈川)、千葉県北部酪農農業協同組合、加須畜産グループ(埼玉・群馬・栃木)、東富士農産株式会社(静岡)

東洋ライス、2017年「世界最高米™」を発売
840gで1万800円、通販や日本橋三越で、ディナーご招待も

東洋ライス株式会社(銀座本社:東京都中央区、代表取締役:雜賀慶二)は、昨年に続いて、2017年「世界最高米」の販売を開始します。価格は昨年と同様、140g(1合分)×6袋を1セット1万800円(消費税・送料込み)で、800セット(国内700セット、香港、シンガポールで合計100セット)の販売を予定しています。7月24日から東洋ライスが通信販売するほか、8月1日からは日本橋三越本店が会員様向けに限定販売、9月末には香港及びシンガポールの通信販売等で発売します。さらに、今年は「世界最高米」を一人でも多くの消費者に味わって頂くために、下記の企画も用意しました。

① 8月上旬、『クイズに答えて「世界最高米」を当てようキャンペーン』をインターネット上で実施、クイズ正解者の中から抽選で10名様に「世界最高米」1セットをプレゼントします

② 東京・銀座のお米料理店「金のダイニング」(東京都中央区銀座)において、特別プラン『あなたの「最高の記念日」を「世界最高米」でお祝いする』をコンセプトに、「アニバーサリーディナー」をご用意、8月4日~6日の各日1組限定で合計3組6名様をご招待します(※1)

③ 同じく「金のダイニング」にて7月24日~8月4日までの期間限定で、ランチタイムに一日10食限定で「世界最高米 御膳」を1800円(税込み)で提供します(※2)

「世界最高米」事業は、わが国のコメの評価を国際的に高めるとともに、日本のコメ生産者に夢と希望を持っていただきたいとの思いから、2015年秋より開始した事業です。2016年は、国内では東洋ライス通信販売、海外では香港の高級スーパーおよび通信販売で販売したところ、予定数量を上回る合計530セットを完売しました。

本年の「世界最高米」は、2016年12月に熊本県菊池市で開かれた「第18回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」(米・食味鑑定士協会主催)で金賞等を受賞した玄米の中から東洋ライス独自の基準により玄米5品を厳選しました。これに、上記コンクール以外から厳選した玄米も加え、東洋ライス独自の「生命力選別」、「約半年間に及ぶ熟成」、「精米」、「ブレンド」、「無洗米」の各技術によって、コメの食味と生命力を高め、最高品質の金芽米(きんめまい、※3)に仕上げ、「2017年 世界最高米」としました。なお、今年も原料玄米は一般価格の約8倍となる1kgあたり1900円で買い受け、販売価格は昨年同様、一般的な白米と比べて「約30倍」の高額な価格になりました。

東洋ライスは、「世界最高米」が一例のように、日本産米に「機能性」を付与することで、国際競争力を高め、諸外国に輸出できるとともに、世界中の人々の健康維持に貢献できるものと確信しております。来年度に迫った「国によるコメの生産調整の廃止」で先行きが不透明なコメ需要等の課題解決の一手として、また、このような情勢の中でもコメ生産者に夢と希望を持っていただけるために、今後も「世界最高米」事業は継続して行い、日本のコメ品質と加工技術の高さを世界に発信してまいります。

2017年「世界最高米」の認定玄米の生産者は以下の通りです(※4)

生産者名 産地 品種 食味分析鑑定コンクール
国際大会での受賞内容
あがつまさくや姫生産組合
大塚 美雄 様
群馬県
東吾妻町
コシヒカリ 国際 総合部門 金賞
(農)かみはら山水農園
今井 登志雄 様
岐阜県
下呂市
コシヒカリ 国際 総合部門 金賞
(有)アグリテック保久土
中山 北斗 様
熊本県
阿蘇市
ぴかまる 国際 総合部門 金賞
Faith Farm
水野 尚哉 様
長野県
飯山市
コシヒカリ 国際 総合部門 特別優秀賞
関家のこだわり米
関 智晴 様
新潟県
南魚沼市
コシヒカリ 栽培別部門 若手農業経営者 男性 金賞

※1 弊社ホームページにて、応募受付しております。
http://www.toyo-rice.jp/saikoumai/anniversary/ (7月27日まで受付)

※2 要予約制、電話番号=03-3573-5515

※3 通常の精米機では取り除かれる亜糊粉層(あこふんそう)を残し、更にBG無洗米加工した精製化していない白米で、健康に良い

※4 コンクール以外で東洋ライス独自に厳選した原料玄米も使用します

国家的課題の解決に向けた、メディカルライスによる海外需要創出について シンガポール政府から健康食品認定取得、取扱店舗30店超、病院の療法食採用も

東洋ライス株式会社(銀座本社:東京都中央区、代表取締役:雜賀慶二、以下「東洋ライス」)は、シンガポールで金芽ロウカット玄米(以下、ロウカット玄米)及び金芽米を機能性(単なるコメではなく、薬食同源の生薬)を持ったコメ(以下、「メディカルライス」と呼称します)として本格販売します。
シンガポール政府(健康促進局)が安全で健康に良い食品・食材に付与する「Healthier Choice Symbol(以下、ヘルシアチョイス)=注1」認定を、この度、ロウカット玄米が取得したほか、それによって取扱店が現地大手(高級)スーパー「Cold Storage」など34店に一挙に拡大。さらに5大私立病院の一つ「Thomson Medical」は療法食として採用、またプロの料理人を養成する国立の料理学校「Asian Culinary Institute」(以下、ACI)での採用とレシピづくりが始まりました。

国民1人当りの所得が世界第2位(第17位の日本の2倍以上-WHO世界保健統計2015版-)で、医療水準も高いシンガポールでは、保健当局が、一昨年より国民に対し、白米が糖尿病の原因になるから、精製度の低いコメに変えるように、と呼びかけるなど、国民の健康対策に積極的に取り組んできました。一方、上記の認定取得によって、シンガポールのスーパーマーケットでは、目下、ヘルシアチョイスの認定マークを付した日本産のコメは弊社の「ロウカット玄米」以外にありません。こうした“順風”を受け、東洋ライスは、日本国内で健康志向のコメとして実績と評価を得た「金芽米」、「ロウカット玄米」を機能性を持ったコメ=「メディカルライス」として、シンガポールにおけるブランディング、PR、販売チャネルの充実を一気に実現した、これまでにない日本産米の販売スタイルでシンガポールでの定着を目指します。数年後には同国のコメのシェア1%の販売を見込み、さらに他の諸国にも同方式の展開を目指します。

ロウカット玄米(海外での商品名「Kinmemai Better Brown」)は、玄米表面にある防水性の高い「ロウ層」を均等に除去することで、玄米の栄養価をほぼ残しながら、白米のように炊きやすく、食べやすくしたコメです。2015年3月の発売以降、売り上げは順調に推移し、16年度は前年度比30%増の1300トンを生産しました。一方、金芽米(海外での商品名「Kinmemai Better White」)は、これまで糠と共に取り除かれていた亜糊粉層(あこふんそう)を残して精米し、さらに無洗米加工した精製化していない白米で、16年度は前年度比0.1%増の5万500トンを生産、2005年の発売以降、消費者から8000件を越える美味しさだけでなく健康効果に関するレビューが寄せられるほど、その機能性は高く評価されています。また、これについてもシンガポール政府にヘルシアチョイスの認定を受けられるように注力しているところです。
これまでのシンガポールにおけるロウカット玄米及び金芽米の取扱店舗は、「伊勢丹」、「明治屋」など日系スーパーを中心とした10店で、昨年度の販売実績(業務用含む)は、ロウカット玄米が1トン、金芽米が75トンでしたが、この度、ヘルシアチョイスの認定を受け、本年6月14日からは新たに日系及び現地大手(高級)スーパーなど24店に拡大し、合計34店になり販売チャネルが拡大しました。また、シンガポール在住で出産をする妊婦の約7割が入院すると云われている「Thomson Medical」での療養食では、入院食及び産後ケータリングサービス(28日間)にも採用され、ランチョンマットや同梱チラシによるPRを行う予定で、これにより妊婦本人だけでなくその家族に対してもメディカルライスとしての認知拡大に大きな効果を発揮するものと思われます。このほか、シンガポールにおける一流のレストランなどで働くプロの料理人を養成するACIでは、授業に使うコメとしてロウカット玄米と金芽米の両品を使用。プロの料理人の卵たちが両品を使って世界中の人々を魅了し、健康にも貢献する料理を提供するケースが、近い将来見られるようになることでしょう。当社ではこのようなパートナーシップマーケティングをさらに進め、今後、このシンガポールの先進性を生かし、他の諸国の人々にも「健康と美味」で寄与すると共にブランド確立を進めてまいります。

なお、東洋ライスはシンガポールへの輸出米について、ロウカット玄米は「島根県産きぬむすめ」、金芽米は「長野県産コシヒカリ」を使用しております。玄米の供給元であるJA全農長野(長野県長野市)、島根県農業協同組合(島根県松江市)とは連携協定を結び協調しながら海外展開を進めてまいりましたが、今回のような日本産米の新規需要を創造することで、両県は計画的な作付けが可能となるだけでなく、コメ生産者においても大きな励みとなるなど、農業の活性化に役立っております。
このように、東洋ライスは年々増加する「認知症を含めた病魔の猛威」、「追いつかぬ介護態勢」、「国家財政を圧迫する医療費問題」、「コメ需要の減少による生産農家の困窮及び水田の減少」、「来年度に迫った国によるコメの生産調整の廃止で先行きが不透明なコメ需要」といった山積する課題の解決を目指してきましたが、ようやくにして外国における「メディカルライス」という新たな市場の創出によって一層国家社会に貢献すると共に、更には、世界にも「健康」で一層貢献して参る所存です。

Healthier Choice Symbol

(注1)「Healthier Choice Symbol」(ヘルシアチョイス)「ヘルシアチョイス」は、シンガポール政府(健康促進局)が、健康に良い食品について、他の商品と差別化を図り、消費者の健康意識の醸成を目的として1998年に制定したもの。消費者が、身体への影響を考慮した上で購買行動に移すことができるよう運用されている。現在、60種の食品カテゴリー、約2600品目以上の食品や飲食店メニューにロゴが付与されている。近年の同国の政府の調査によると、10人中7人がロゴを認識し、69%が商品を選ぶ時の参考にしていると答えるほど浸透している。

「健康長寿しまね」創造へ 全国で初めて農家生産米を自家消費用金芽米に加工などJAしまねが東洋ライスと業務連携

島根県農業協同組合(略称:JAしまね、所在地:島根県松江市殿町19-1、代表理事組合長:竹下正幸)と東洋ライス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:雜賀慶二)は、この度「健康長寿しまね」創造を目指し業務連携する運びとなり、本日「包括連携協定書」に調印することになりました。

東洋ライスは、ヌカの一部を残すことで、人間の自然免疫を活性化する作用がある「金芽米」を開発、販売しています。JAしまねでは、同社と連携することで金芽米の機能性を活用した様々な取り組みを開始します。その一つとして、農家が生産したコメを自家消費用の金芽米に加工し、生産者の健康増進に供する取り組みを全国に先駆けて開始、28年産は50件利用で約5トンの加工、29年産は100件利用で約25トンの加工を計画しています。また、島根県産の原料を金芽米加工し中国地方5県でも本年より販売を開始する予定、地域住民の健康増進を目指します。29年度の生産(供給)目標は340トン、取扱店舗は約100店舗を予定しています。

包括連携協定ではこの他、①健康フォーラムイベントなど「コメと健康」に関する地域住民への啓発活動、②島根県産米「きぬむすめ」などを東洋ライスに複数年契約等で安定供給――などが盛り込まれており、これらによりJAしまねは、「健康長寿しまね」の創造を目指して、コメの価値の見直し、生産農家の生産意欲向上と、行政による生産数量目標の配分が平成30年産からなくなることを受けて、産地と消費地が結びついた取り組みを強化するとともに、機能性のあるコメによって地域社会の健康増進、医療費削減に貢献してまいります。

金芽米は、ヌカの一部である亜糊粉層(あこふんそう)を残すことで、人間の自然免疫を活性化するLPS(リポポリサッカライド)が精製白米に比べ約5.9倍含まれています。JAしまねでは、金芽米により学校給食や病院、福祉介護施設などとの取引拡大も見込んでいます。また、健康フォーラムイベントは、「新しいお米のパワーで“健康長寿しまね”を目指そう!(開催日:5月19日(金)、場所:くにびきメッセ)」と題したセミナーを開催するのを皮切りに、行政や大学、栄養士会、病院などと連携を図り、定期的に開催する予定です。

やすぎ地区本部精米センターは4月に、金芽米の製造ラインを新設しました。同センターでは1996年に東洋ライスのBG無洗米機を導入し、研ぎ汁による水質汚染を防止するとともに、健康成分とおいしさが長持ちする無洗米を製造してまいりました。また、東洋ライスはすでに島根県産米を使用し、金芽米や、玄米の表面を覆っている蝋(ろう)層を均等に剥離した「金芽ロウカット玄米」を販売しており、長年に亘るこれまでの良好な関係が包括連携協定につながりました。

東洋ライスでは、今回のような金芽米、金芽ロウカット玄米を活用した健康寿命延伸や産地活性化に向けた取り組みを始めており、去る4月12日には、静岡県下のJAと協働で管内に金芽米専用のモデル田を設け、県産米「きぬむすめ」を金芽米にして県民に供給する取り組みをスタート。この後も他の地域で新たな取り組みを予定しています。

「最も高額な米」でギネス世界記録®認定された「世界最高米
新たに原料玄米5品を認定、2017年の取り組みをスタート

東洋ライス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:雜賀慶二)は、昨年スタートした「世界最高米」事業におきまして、この度2017年の取り組みを開始しました。

まず、最も重要となる原料玄米は、2016年12月に熊本県菊池市で開かれた「第18回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」(米・食味鑑定士協会主催)における金賞等を受賞した玄米の中から弊社独自の基準により厳選し、群馬県、岐阜県、長野県、新潟県の各県産コシヒカリ、熊本県産のぴかまるの5品を認定し、一般価格の約8倍となる1㎏あたり1900円で買い受けました。また、本年より選定範囲を広げ、上記コンクール以外で弊社独自に厳選した原料玄米も使用する予定です。

弊社では、これらの原料玄米を独自の「生命力選別」、「熟成」、「精米」、「ブレンド」、「無洗米」の各技術により最高品位の「金芽米」に仕上げ、本年6月頃より発売する予定です。価格は1万800円(税込)を予定しており、「Most expensive rice」(最も高額なお米;1kg当たり1万1304円(109USドル 消費税・送料別))としてギネス世界記録Ⓡ(※1)に認定された同じ価格で、ウェブ販売、海外販売に加えて、昨年ご要望に応えられなかった百貨店等でのギフト販売での展開にも販売チャンネルを拡大し、昨年の530セットを上回る700セットの販売を計画しています。

また、アメリカで5月20日~23日に開催される展示会「NATIONAL RESTAURANT ASSOCIATION」への出品や、6月にはシンガポールで試食イベントを開催するなど、日本のコメ価値向上に努め、「世界最高米」の日本米のフラッグシップとしての地位がさらに強固なものになるよう、取り組みを強化してまいります。

「世界最高米」は、原料選定を行った後、「熟成庫」に入れることでコメの生命力をさらに向上させ、その「活きの良い」原料玄米に「精米」「ブレンド」「無洗米」加工を施した最高品質の金芽米となります。精製した白米が、栄養価の高い「貯蔵澱粉層の表層部」や「亜糊粉層」を削り取る中で、「世界最高米」はコメに本来ある“生薬”の要素を世界に発信する試みでもあります。

今回の「世界最高米」の認定玄米の生産者は以下の通りです。

生産者名 産地 品種 食味分析鑑定コンクール
国際大会での受賞内容
あがつまさくや姫生産組合
大塚 美雄 様
群馬県
東吾妻町
コシヒカリ 国際 総合部門 金賞
(農)かみはら山水農園
今井 登志雄 様
岐阜県
下呂市
コシヒカリ 国際 総合部門 金賞
(有)アグリテック保久土
中山 北斗 様
熊本県
阿蘇市
ぴかまる 国際 総合部門 金賞
Faith Farm
水野 尚哉 様
長野県
飯山市
コシヒカリ 国際 総合部門 特別優秀賞
関家のこだわり米
関 智晴 様
新潟県
南魚沼市
コシヒカリ 栽培別部門 若手農業経営者 男性 金賞

※1 ギネス世界記録®はギネスワールドレコーズリミテッドの登録商標です。