閉じる

金芽米と環境

金芽米は無洗米だから、とがずに炊けて環境にやさしいです。金芽米が環境にやさしい理由をご紹介していきます。

①無洗米だから、炊飯時にとぎ汁が出ない

普通のお米(精白米)は、玄米から胚芽と糠(ヌカ)を取り除いていますが、表面にはまだ粘着性のある肌ヌカが残っています。金芽米はその肌ヌカをあらかじめ工場で取り除いているので、とぐ必要がなく、とぎ汁が出ません。

【とぎ汁には、リン・チッソが含まれている】

  • BOD=生物化学的酸素要求量:微生物が水中の有機物を分解する際に必要な酸素量。数字が大きいほど汚れていることを示します。
  • COD=化学的酸素要求量:水中の有機物が化学的に酸化される際に必要な酸素量。数字が大きいほど汚れていることを示します。

 

肌ヌカの溶け出したとぎ汁には環境に有害な汚濁物質が含まれます。下水処理場が完備されている地域では、BOD・CODなどの汚濁物質はほとんど除去できますが、リンとチッソは完全に取り除くことができず、川や海に流されています。 これが植物性プランクトンのえさになり、赤潮やアオコ、ヘドロの堆積など、水質汚染の原因になります。

②水を使わず無洗米に加工されるから、工場からもとぎ汁が出ず、エネルギー消費も少ない

金芽米は製造時にも水を使わず無洗米に加工されますので、 工場からもとぎ汁の排出がなく、工場で金芽米をつくる際に必要なエネルギーも、とぎ汁処理にかかるエネルギーの約1/2以下です。トータルで比較しても金芽米のほうがエネルギー消費は断然少なくてすみ、環境負荷が小さいといえます。

この度、金芽米に使われている無洗米製法「BG精米製法」の無洗米が環境省の事業の一環である「我が家の環境大臣 エコファミリーウェブサイト第1回グリーンコンシューマーになろう!」のホームページで紹介されました。

「我が家の環境大臣」とは、環境にやさしい行動を心がけて生活を送る家庭(エコファミリー)を支援する環境省の事業です。ホームページでは、家庭で簡単に取り組めるエコとして「BG精米製法」の無洗米が紹介されました。

【金芽米やBG無洗米の加工方法である「BG精米製法」をわかりやすく説明したVTR】

③パッケージは環境を配慮した「エコ包装」

エコ包装
金芽米に使用している袋は環境を配慮した「エコ包装」を採用しております。
エコ包装は新しい包装技術によって、従来の袋にあった余分な部分を無くすことにより、包装資材の使用量を約10%~15%減らすことが出来ました。その分、ゴミの発生量やCO2の発生量を削減することができます。

エコ包装について