副産物「米の精」

米の精とは
BG無洗米の加工時に取り除かれた肌ヌカ(とぎ汁の元)を製品化したものです。
BG精米製法では、加工の際に利用された肌ヌカを有効利用するために、回収した後、少量の水を加えて粒状にし、更に加熱処理をして有機肥料としてリサイクル活用しています。その名も米を育て上げた物質との意味を込めて「米の精」と命名しました。
有機質100%の肥料で、稲や野菜に使われるほか、家畜の飼料など多岐にわたり使われております。


肌ヌカは完全リサイクル

製造工程で取り除かれた肌ヌカは、すべて有機質肥料「米の精」として野菜や果物、また家畜の飼料にリサイクルされています。
成分
成分として、チッソとリンがバランスよく含まれており、また、マグネシウムも豊富なので、作物の食味を良くし実成りも良くなると言われています。
[table “70” not found /]
効果が長持ち
化学肥料にくらべて「米の精」はゆっくり分解されるので、効果が長持ちします。
特に、成分の中でもチッソは単体ではなく、アミノ酸態、たんぱく態など、分子の大きな形で含まれており、化学肥料のように副成分の硫黄や塩素などは含まれていません。

肥料による環境汚染の防止
『米の精』のチッソは化学肥料に比べて土壌中で有機態のまま作物に吸収されるものが多く、地下水汚染の原因となる無機態の含有量が少ないので、適量の使用なら地下水汚染の防止につながります。