JAいるま野×坂戸市×東洋ライス
活動日誌
2025年5月24日

今年で3度目となる「巡る米作りプロジェクト」!
「田植えイベント」を開催しました!

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皆さんこんにちは!東洋ライス社員のKです。

「巡る米作りプロジェクト」では、JAいるま野・埼玉県坂戸市と共同で、「金芽米(BG無洗米)」の副産物である有機質資材「米の精」を肥料として使用することで、米が巡る持続可能な米作りを目指しています。

当プロジェクトの毎年の恒例イベントとなりつつあるのが「田植えイベント」。今年も生産者様のご協力を得て、東洋ライス・サイタマ工場の近くにある田んぼをお借りして、大人から子供まで25名の皆さまにご参加いただきました!

田植えの体験前には、「今回が初めてですが大丈夫でしょうか」といった不安の声もありましたが、まず田植え体験前に、田んぼの土作りにご協力いただいたJAいるま野より、初めての方にも安心して体験いただけるよう注意事項や苗の植え方について丁寧にご説明いただきました。

それでは、いざ田植え体験スタートです!

田んぼへ足を踏み入れた際には慣れない感触に戸惑いの声も上がっていましたが、初めて体験される方にとっては、泥の中を歩くだけでも新鮮に感じられたのではないでしょうか。

皆さま思い思いの感想を述べつつ、和気あいあいとした雰囲気の中で作業が進められています。
途中、「これは農家の方も大変だ~」といった生産者目線での感想も聞こえてきました。
私も皆さまと一緒に田植え体験へ参加しましたが、実際に経験することで生産者の方へ感謝の気持ちが自然と湧き出てきました…(いつも美味しいお米をありがとうございます!)

後方で今か今かと田植えの瞬間をスタンバイしている苗達に見守られ、1時間ほど田植えを行っていきます。

皆さまのご協力のもと、無事に田んぼを苗で埋め尽くすことが出来ました。お疲れ様でした!

体を動かした後は昼食の時間です。
金芽ロウカット玄米を使っていただいている「ぎょうざの満洲」様からご提供いただいたおかずと、ご飯はもちろん、弊社の金芽米と金芽ロウカット玄米です!
昼食時には、「田植え体験楽しかった~」と嬉しい感想もあり、いつもよりお米が美味しく感じられたのではないでしょうか…!


【左】:精米工場内見学の様子
【右】:石抜き機の実演

午後は東洋ライスの工場で、お米に関する勉強会を行いました。
まず工場見学や石抜き機の実演を行い、収穫した稲が日常で皆さまの食卓に並ぶお米になるまでの工程をご覧いただきました。
質疑応答では、BG無洗米の加工方法について質問をいただき、技術面についても関心を深めていただいた様子が伺えました。
今回のイベントを通して、お米に対する思いが込められた「精米技術」についても体感していただけたことも魅力の一つではないかと思います!

工場見学の後は、お米や米粉をテーマにした座学を行いました。
座学の中盤では、今話題のお米市場の現状についてお伝えさせていただきましたが、こちらには大人の皆さまも真剣に耳を傾けている様子でした…。
また、米粉のパートでは子供たちが積極的にクイズへ参加する姿や実際に米粉と触れ合い楽しみながら米粉について学んでいる姿が印象的でした。

身近に感じられつつも奥の深いお米の世界について、子供から大人まで楽しんでいただけたのではないでしょうか。
近頃、毎日のようにニュースで話題となっているお米ですが、このイベントで感じられたことを通して、いつもと違う視点から関心を深めていただければ幸いです!

今回皆さまに植えていただいたお米は埼玉県産の「彩のきずな」となります。
300種の中から生き抜き「奇跡の一株」から誕生した「彩のきずな」は病気や害虫への抵抗性が高いことが特徴の品種ですので、厳しい猛暑が予想されている今夏を乗り越え、美味しいお米が実ることを願いたいと思います。

田植えイベントに参加していただいた皆さま、そしてイベントへ向けてご協力いただいたJAいるま野の皆さま、坂戸市役所の皆さま、誠にありがとうございました!

米の精
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