JAいるま野×坂戸市×東洋ライス
活動日誌
2025年6月24日

田植えから1か月後の田んぼの様子をお届け!

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こんにちは。
田植えイベントにも参加させていただいた東洋ライス社員のKが最近の田んぼの様子をご紹介いたします。

朝日を浴びて、苗たちは気持ちよさそうに伸び伸びと成長しています。

田植え体験時の苗は、まだヒョロヒョロとしていて土にしがみついているようでしたが、1か月経った今では分げつが進み、どっしりと土の上に構えている姿が見られました。

「BG無洗米」を製造する際の副産物である有機質資材「米の精」を使用することで、土中の微生物の活動を活性化させられるので、茎が太く根の張った稲から味の良いお米がとれるそうです。
今後も縁の下の力持ちである米の精の活躍にも期待したいと思います。

田植えの際に、3~4本の苗をまとめて植えたことを覚えていますか?
分げつを繰り返すことで、最終的には1株からお茶碗半分ほどのお米を収穫できるそうです。

昨年の活動日誌でも紹介されましたが、こちらの袋の中には何が入っていると思いますか?

正解は、「松の葉」です。
水が停滞し、水温が高い所ではアオミドロと呼ばれる青緑色の藻が繁殖しやすくなります。
藻で水面が覆われてしまうと日光が遮られたり、苗に絡みついて倒してしまう恐れがあるそうです。
松ヤニの成分には藻の繁殖を抑える効果があるとされ、この田んぼでもその働きを活用しています。

また、田んぼではおたまじゃくしの生息も確認できました。
おたまじゃくしは浅くて温かい水辺を好むため、田植え後の水田に多く見られると言われており、自然の豊かさを感じることができますね。

既に立派な姿を見せてくれている皆さまの苗ですが、これから収穫へ向けて順調に育ってくれることを願います。

米の精
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巡る米作りプロジェクト

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