JAいるま野×坂戸市×東洋ライス
活動日誌
2025年9月13日

稲刈りイベント当日

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こんにちは。
9月13日の稲刈りイベントにも参加させていただいた東洋ライス社員のKが稲刈りイベントの様子をご紹介いたします。

天気はやや不安定でしたが、無事に稲刈りイベントが開催されました!
今年も大人から子供までの約30名の皆さまにご参加いただきました。
足元が悪い中お越しいただきありがとうございます。

参加者の皆さまに稲刈りを体験していただきたかったのですが、稲刈りには「刈り取り適期」と呼ばれる収穫のベストタイミングに合わせて収穫を行う必要があります。

田んぼへ向かう頃には雨も止んでいたのですが、予報に反して雨が長引き、前日夜の降水量が多かったことから、安全面を考慮し、体験は中止とさせていただきました。楽しみにしていた皆さまには申し訳ございません。

こうした自然との駆け引きも、農業ならではの難しさとして体感していただけたのではないでしょうか。

田んぼでは黄金色に実った稲が一面に広がっていました。

成長した稲たちを目の前に、JAいるま野の担当者から稲や収穫についてお話しをしていただきました。
今年は特にお米の品質を下げる恐れのあるイネカメムシの被害が心配されていましたが、近くの田んぼの生産者の皆さまと協力して対策していたようです。


(左:刈り取り前8月24日時点)(右:稲刈りイベント9月13日時点)

刈り取り前の籾と比べると色合いがより黄金色へ変化しているのが分かります。


(左:田植えイベント5月24日時点)(右:稲刈りイベント9月13日時点)

田植えイベントにも参加していた方からは、稲の成長の早さに驚く声も上がっていました。
改めてのご紹介になりますが、収穫したお米を無洗米に加工する際に出る「肌ぬか」を再利用した有機質肥料「米の精」が、今回も稲の成長を力強く支えてくれました!
そうした肥料の働きも含め、稲の成長を通して、お米がめぐる循環型農業の仕組みを実感していただけたことと思います。

参加者の皆さま、熱心に稲穂を観察されています…。

今年も無事に「彩のきずな」が収穫を迎えました。
「生産者」と「消費者」をつなぐ「絆(きずな)」になるようにと願いが込められた「彩のきずな」は、後日、金芽米に加工して、田植え&稲刈りイベントにご参加いただきました皆様にお届け予定です!

工場に戻ってからは、お米のミニ勉強会や石抜き機の実演を行いました。


(籾摺りの様子)


(玄米搗きの様子)

他にも、すり鉢と野球ボールを使って殻を取り除く「籾摺り(もみすり)」や、玄米から白米にする「玄米搗き(げんまいつき)」を通して、お米ができるまでの工程を体感していただきました。

少し力が必要となる作業ですが、皆さま夢中になって籾摺りや玄米を搗く姿が印象的でした。

お昼には、東洋ライスの金芽ロウカット玄米と社内でも目にすることが珍しい世界最高米を今回は特別に召し上がっていただきました!

★世界最高米について
最高品位の玄米を当社独自の米加工技術(熟成、ブレンド、精米)によって、更に食味と生命力を高めたお米です。平成28年には、世界で最も高額なお米としてギネス世界記録に認定されました。

今回、初めてイベントに参加された方には、午後から精米工場の見学をしていただきました。

食として身近な存在であるお米ですが、イベントを通して「育てる」や「精米する」といった面も身近に感じていただけたことと思います。皆さまが肌で感じたことや新たな発見をぜひ周りの人へ伝えてみてください!

この度は巡る米作りプロジェクトへご協力いただいたJAいるま野の皆さま、坂戸市役所の皆さま、そしてイベントへ参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました!

<後日談>
稲刈りイベント当日に収穫できなかったお米は、9月17日に生産者の新井様がコンバインで丁寧に収穫してくださいました!
新井様、ありがとうございました!

稲の刈り取り&脱穀の様子を動画でお届けします!

米の精
米の精について詳しくはこちら

巡る米作りプロジェクト

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