interview-04

顧客のお悩みから「最適解」を導き出すのが営業の真骨頂

name:Y.K 機器営業部
2002年入社
name:Y.K 機器営業部

現在、担当されている仕事の内容を教えてください。

主に九州・岡山地区の米穀卸企業を対象に、弊社開発の精米プラント機器の提案・販売業務に携わっています。米穀卸企業の先にいるお客様は、業務用として米を購入する飲食店や自治体の学校給食など多岐にわたることから、ごはん一つとってもニーズはさまざまです。そのため、先方が希望した際には、私も同行して炊飯試験を行うなど、精米プラントの枠にとどまらず、最終的な「ごはん」になるところまで見届けることを信条としています。

また、弊社は精米機器メーカーでありながら、「金芽米」などの米製品を製造・販売する米穀メーカーであるという、他に類をみない企業です。そのため、機器営業と同時に、食品卸会社へ自社商品のPR及び販売業務に携わるなど、業務範囲は多岐にわたります。 いずれの製品にしても、ただモノを売るのでは無く、顧客がどの様な商品を望んでいるか、またどの様な問題を抱えているかを正しく聞き出し、その中で最適な提案をし、販売に繋げていく営業を心がけています。

精米機械を確認する男性 1

仕事のやりがい、面白さを教えてください。

自身が携わった精米工場がその土地に生き続けるよろこび

機器製品は、決して価格が安いものではないため、顧客にいかに価値を伝えられるか、またその価値をご理解頂き導入に至ったときは喜びを感じます。顧客によっては、蓋を開けてみたら、言っていたことと頭で考えていたことが全く一致していないじゃないか!ということがよくあります。そのままの言葉を鵜呑みにするのではなく、しっかりと顧客と関係を築き、食い違いや“本音”の部分を汲み取り、本当の意味での顧客満足を達成することに重きを置いています。

工場や設備は形としてその土地に長年にわたって残るものです。色々と苦労は多いのが正直なところですが(笑)、日本の米文化に携わっていることをひしひしと感じる面白い仕事ですね!

仕事にあたる上で、大切にしていることを教えてください。

ひとりではなく、「チーム東洋」で仕事を成し遂げる

決して自身一人で出来る業務ではないため、他の部署との連携、とくに日々のコミュニケーションを大切にしています。顧客には、その先にいる取引先などがあり、それを逆算して納期希望などが挙がってきます。これを叶えるのが営業のひとつの仕事になるわけですが、場合によっては同じ社内でも納期をなんとか短くしてほしいなど、無理を言わなくてはいけないことも多くあるわけです(苦笑)。他にも、運転中の機械トラブルなど、突発的な対応もしばしば発生します。こういうときに頼れるのが社内にいる仲間たちです。色々と大変なことは多くありますが、「チーム東洋」として業務に取り組むことで、円滑な顧客サービスを実現しています。

精米機械を確認する男性 2

これからの目標を教えてください。

「社会のしあわせ」のために自分ができることを!

顧客から必要とされる、なくてはならない存在、また課員の見本になれる様な存在になることが今の目標です。

令和の米騒動にはじまり、米穀業界が大変な時期にあるのは報道等でもご存知かと思います。そんなときだからこそ、精米機器、精米技術によって米に付加価値をもたらし、人々の暮らしを豊かにすることに価値があると考えています。最近では、“医食同源米”コンソーシアムという取り組みも始まり、機器営業として顧客を含めた地域活性に取り組み始めています。これらの取り組みに“実”がなるのは先のことだと思いますが、一つ一つの取り組みを定着させ、顧客とその先にいる人々が幸せな暮らしを送れるよう、これからも仕事に励みたいと思います。