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金芽米

金芽米

 

金芽米(きんめまい)とは

金芽米(きんめまい)は、独自の精米技術で、胚芽の舌触りの良くない部分を除いた胚芽の基底部「金芽(きんめ)」と、お米の栄養と旨み成分が含まれる「亜糊粉層(あこふんそう)」を残した、とても美味しい無洗米です。
胚芽の基底部が、「金の芽」のように見えることから、金芽米という名前がつきました。

金芽米の特徴

 

玄米の栄養と旨み成分が多い「亜糊粉層(あこふんそう)」はどの部分?

亜糊粉層(あこふんそう)は、デンプン層とヌカ層の間にある厚さ数ミクロンの層で、上質な甘味、旨味の元となる糖質を作る酵素が含まれています。従来の白米では精米時にヌカと一緒に取り除かれてしまい、残っておりません。

亜糊粉層

めくれる糠皮

「亜糊粉層」 ~約30分煮てヌカ皮がめくれ上がった玄米の写真~

糠皮をめくると「亜糊粉層」は糠皮の裏側に確認できます。亜糊粉層は糠皮と強くくっついているため精米時に糠皮と共に剥離してしまい、白米には残りません。
玄米や胚芽米には残っていますが、糠皮も残っているので消化しにくく美味とはいえません。

 

亜糊粉層を残す金芽米の製法とは?

独自の精米製法で玄米の表面から、少しずつヌカを取り除いていくことにより、お米の表面に均等に「亜糊粉層(あこふんそう)」を残します。 また、金芽と亜糊粉層は、洗うと取れてしまうので、とぎ洗いしなくてもいいように精米後にBG無洗米仕上げで肌ヌカをきれいに取り除いています。 さらにBG無洗米にすることで、水質汚染の原因となるとぎ汁をなくし、環境保全に繋がります。

BG無洗米の製法についてはこちら

金芽米と普通米の違い

 

匠が守る金芽米の品質

金芽米の品質は、熟練の精米オペレーターである匠の技によって維持・管理されています。本当にヌカ層だけを取り除くことができたか、亜糊粉層はきれいに残っているか、目や手ざわりで確認し、品種や気温・湿度などの環境変化によって精米機の微妙な調節を、長年の経験と感性で見極めています。

金芽米の品質

 

 

金芽米のメリット

 

カロリー17%オフ、糖質14%オフ

金芽米は亜糊粉層が水分をたくさん吸収するため、ごはん一粒一粒がふっくらとふくらみ、少ないお米で、いつもと同じ量のご飯を炊くことができます。これを「炊き増え」と言います。これにより、いつもと同じ量のご飯でも、カロリー 17%オフ、糖質14%オフできるのです。
(炊き方:お米は金芽米専用カップで計量、水は炊飯器の目盛りどおりで炊飯した場合)

金芽米の栄養価
[当社比]
•「普通の白米」は「七訂増補日本食品標準成分表」より「水稲めし/精白米/うるち米」の数値
•金芽米は一般財団法人食品環境検査協会調べ

「金芽米が炊き増えする理由」画像

 

玄米の栄養が残っている

金芽米には玄米の栄養が残っているので、毎日のご飯を金芽米に替えるだけで、家族みんなの栄養バランスがアップします。

金芽米の栄養
[当社比]
•「普通の白米」=金芽米と同じ原料米を従来の精米方法で精米した米、栄養価については手洗いした米で測定
•オリゴ糖類含有量は日本認証サービス(株)調べ
(普通の白米/125mg)(金芽米/1523mg)
※100g当たりの数値
※両米粒の表面を均等に約1%削り2時間浸漬後の糖類を調査
•その他の栄養価は、一般財団法人食品環境検査協会調べ
(普通の白米/食物繊維:0.4g、ビタミンB1:0.02mg、ビタミンB6:0.06mg、ナイアシン:0.2mg、葉酸:16μg、カリウム:50mg)
(金芽米/食物繊維:0.7g、ビタミンB1:0.14mg、ビタミンB6:0.11mg、ナイアシン:0.6mg、葉酸:22μg、カリウム:79mg )
※100g当たりの数値

 

科学的に実証された「おいしさ」

金芽米に残っている亜糊粉層(あこふんそう)には、栄養素だけでなく、旨み成分もたっぷり含まれています。飛行機のファーストクラスの機内食や学校給食、様々な飲食店で使われていることがおいしさの証です。人間の舌の感覚を再現する「味覚センサー」で実験をしたところ、同じ田んぼで取れた同じ銘柄のお米でも、金芽米にするとおいしさがアップすることがわかりました。

金芽米の甘味、旨味のグラフ
[当社比]
•「金芽米と同じ原料米を従来の精米方法で精米した米」との比較
•「普通の白米」の栄養価は、手洗いした米で測定
•味覚(甘味、旨味)は、AISSY(株)調べ

 

洗わずに炊ける環境と人にやさしい無洗米

金芽米は「とぎ汁」の基となる肌ヌカを取り除いているので、洗わずに炊けます。とぎ汁を流すと海や川を汚す原因となる為、工場で予め取り除き、洗う必要のないお米として出荷します。 また、肌ヌカが表面に付着した状態だと品質の劣化を促します。つまり無洗米にすることが、美味しさ維持にも繋がります。
詳しくはこちら

環境に優しい無洗米