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「2020世界最高米™」とそれに次ぐ次世代ブランドのコメ事業をスタート

「世界最高米™」2020年原料米認定式次世代ブランドのコメ事業発表会の画像

左から、①東洋ライス㈱代表取締役 雜賀慶二②飛騨高山おいしいお米プロジェクト 平瀨廣之③あがつま さくや姫生産組合 小池康弘④㈱雪ほたか 小林仁志⑤あがつま さくや姫生産組合 佐藤誠一⑥飛騨市うまいお米研究会 ㈱和仁農園 平田昌英⑦清水哲也⑧米・食味鑑定士協会 会長 鈴木秀之※馬瀬ひかり生産組合 川口太三様はご欠席です。

東洋ライス株式会社(銀座本社:東京都中央区、代表取締役:雜賀慶二)は、2015年秋にスタートした「世界最高米」事業におきまして、第5回目となる2020年の取り組みを開始しました。

もともと「世界最高米」には「酵素」の活性が極めて高いことを発見し、最大の価値としてきた「生命力」とは、コメそのものが持つ酵素活性度であることを突き止めました。これを受け、弊社では酵素活性度(以下、酵素量という)によって、人々が健康を最大限に享受できる技術を確立すると共に、「酵素」が示すコメのポテンシャルを消費者に知らしめるべく、この度、世界最高米に次ぐ「酵素金芽米シリーズ」を中心とした次世代ブランドのコメ事業を立ち上げることといたしましたので、下記に順を追ってご説明申し上げます。

【1】「2020世界最高米」について

世界最高米」事業は、コメの価値に「美味」だけではなく、「生命力(人の健康)」という価値を持たせることで、需要減等によるコメ生産量に歯止めをかけ、日本のコメの評価を国際的に高めるとともに、コメ生産者に夢と希望を持っていただきたいとの想いから始まった取り組みです。

今回の「2020世界最高米」の原料玄米は、2019年11月に千葉県木更津市で開かれた「第21回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」(米・食味鑑定士協会主催)において、「国際総合部門」で金賞を受賞した玄米と、本大会から新設された「米の精 栽培部門」で金賞を受賞した玄米の中から弊社独自に「美味と生命力」、更に本年は「酵素量」に重点を置いて厳選、計7品を認定し、一般価格の約8倍となる1㎏あたり1900円で買い受けました。これらの原料玄米は更に弊社独自の「生命力選別」、「熟成」、「精米」、「ブレンド」、「無洗米」の各技術により最高品位の「金芽米」に仕上げ、本年6月頃より、140g(1合分)×6袋入りを1万800円(税込)で発売する予定です。

今回の「世界最高米」の認定玄米の生産者は以下の通りです。

生産者名産地品種食味分析鑑定コンクール
国際大会での受賞内容
飛騨高山おいしいお米プロジェクト 平瀨 廣之 様岐阜県
高山市
コシヒカリ国際 総合部門 金賞
あがつま さくや姫生産組合
小池 康弘 様
群馬県
東吾妻町
コシヒカリ国際 総合部門 金賞
㈱雪ほたか
小林 仁志 様
群馬県
川場村
コシヒカリ国際 総合部門 金賞
あがつま さくや姫生産組合
佐藤 誠一 様
群馬県
東吾妻町
コシヒカリ国際 総合部門 金賞
馬瀬ひかり生産組合
川口 太三 様
岐阜県
下呂市
コシヒカリ国際 総合部門 金賞
飛騨市うまいお米研究会
㈱和仁農園 平田 昌英 様
岐阜県
高山市
コシヒカリ国際 総合部門 金賞
清水 哲也 様長野県
小諸市
コシヒカリ米の精 栽培部門 金賞

【2】次世代ブランドのコメ事業創設の経緯について

我が国には、様々な品種・銘柄だけでなく、有機JASや特別栽培米などの栽培方法までを加えると多くの種類のコメが存在しますが、これらのコメ(玄米)の栄養価を比較しても大きな差異はありません。そのような中、弊社代表取締役であり、東京農業大学客員教授でもある雜賀慶二を中心とした研究チームは、「世界最高米」が普通精米と比べてコメの「糠層深層部(亜糊粉層)」に特に多く含有される一部の酵素の酵素量が原料玄米で約2.2倍(※1)、また精米加工方法で約9.6倍(※2)も相違することに着目し、コメの酵素に関する研究を開始しました。

最新の研究によると、原料玄米による酵素量の少ないコメと、逆に多いコメの主要な違いは、田地の土壌菌の多い土壌で栽培されたコメほど酵素量が多いことがわかり、食味や健康寄与への可能性を見出しました(2019年12月1日「第59回日本食生活学会」にて発表)。そして、土壌菌を増やすには、農薬や化学肥料による慣行栽培ではなく、堆肥などの肥料による栽培が効果的であることを突き止めました。然しながら、後者の栽培方法では土壌菌が増えるまでに長期間がかかり、コストも高くついてしまうことがネックになります。

これらを一挙に解決するのが、BG無洗米の副産物である「米の精」による栽培方法です。米の精を使用した土壌では、短期間に爆発的に土壌菌が増えることが判り、極めて高効率な循環型農業が実現できるのです。ちなみに弊社のこの方法は、SDGsの持続可能な社会構築に大きく貢献出来る取り組みであり、このことは昨年11月、日本の企業では初めて国連本部にて発表し、世界の耳目を集めたところであります。

更に、いくら酵素量の多いコメであっても、金芽米で実証された健康成分を多く含む糠層深層部(亜糊粉層)が残存しない通常の白米に精白したものでは酵素が激減してしまうことも判りました。即ち、我々が注目した酵素は白米の部分ではなく、「糠層」に有り、特に「糠層深層部(亜糊粉層)」に集中していることから、この部分を削ってしまった白米では、いくら原料玄米に酵素が多く含まれていても意義がありません。また弊社では、「玄米が炊き難い」、「食べ難い」との、それまでの常識を覆した「金芽ロウカット玄米」にも、玄米の酵素をほぼ残して居ります。

ここで重要なのは、玄米の「酵素」を残すことで我々人類にとってどんな良いことがあるかということですが、一言で言い表すならば、「酵素はコメが本来持っている生薬機能の優劣を見分ける指標となり得る」ということです。即ち、酵素量が多いコメは、浸漬し炊飯する工程において、オリゴ糖類、マルトースなどの「健康成分」を多く産生すると共に、それ以外にも食味に旨みやコクをもたらすというメリットもあります。ビタミン類や食物繊維等の栄養成分も享受することもでき、従来の金芽米と通常の白米と比較してもすごい差があるのです(別紙参照)。

そこで弊社では、この度、従来の金芽米よりはるかに健康成分の多い「酵素金芽米シリーズ」を中心とした次世代ブランドのコメ事業を新たに立ち上げ、更なるコメの新しい価値創出とコメの消費拡大に取り組むことと致しました。

※1:H30年産世界最高米認定者の原料の酵素量と、昨年度に当社が自社製品に使用したH30年産原料のランダムに一部を抜粋した原料(特別栽培や有機JAS栽培を除く)の酵素量の平均値の比較(亜糊粉層を含む層を重量歩留り2%を採集し酵素量を測定)
※2:H30年産世界最高米認定者の原料を金芽米に加工したコメの酵素量と、同じ原料を普通精米に加工したコメの酵素量の比較(金芽米および普通精米の表面の重量歩留り1%を採集し酵素量を測定)

【3】「次世代ブランドのコメ事業」について

「次世代ブランドのコメ事業」とは、コメの「酵素量」を生薬指標とし、①栽培や精米及び無洗米加工等にかけた労力と、コメの持つ食味・健康寄与度を併せ、それを5段階のカテゴリーに分け、②それぞれのカテゴリーを星の数(5~1)で表わすと共に、上位のものは「原料玄米の買取価格」と「販売価格」を従来より高くすることで、従来のコメ商品とは一線を画した次世代ブランドの構築を目指すものです。具体的には別紙で示します。

また、上記の製品の内、「酵素金芽米プレミアム」および「酵素金芽米」は、まずは東洋ライスのWEB上で販売を開始し、全国のBG無洗米製造企業などにも取り扱いいただく予定にしております。