滋賀県多賀町と東洋ライス株式会社の包括連携に関する協定締結について
「多賀町産米で育む、健康と未来の農業」

この度、滋賀県多賀町(町長:久保久良、以下「多賀町」)と東洋ライス株式会社(代表取締役社長:雜賀慶二、和歌山本社:和歌山市、以下「東洋ライス」)は、多賀町産米を活用した、町民の健康増進および持続可能な農業の発展を目的とした取り組みについて、令和8年4月16日付で包括連携協定を締結することとなりました。
本取り組みでは、地元産米を「金芽米(きんめまい)※1」に加工することで付加価値を高め、町民の健康増進を図るとともに、「金芽米」の副産物である有機質肥料「米の精※2」を町内農家で再利用することにより持続可能な農業の推進にも積極的に取り組んでまいります。
具体的には、多賀町産米コシヒカリを東洋ライスの精米技術により栄養価の高い「金芽米」に加工し、令和8年4月から町立保育園や小中学校の給食で提供するほか、災害時の支援や「米の精」を活用した農業の振興などを検討しており、今後連携事業を拡大していく予定です。
※1「金芽米」は、東洋ライス独自の加工技術によって、ビタミンやミネラルなどの滋養源である玄米の栄養を残したまま、美味しく、消化性に優れたコメです。一般的な精米加工ではヌカと一緒に取れてしまう、栄養と旨味成分が含まれる「亜糊粉層(あこふんそう)」を表面に残すことで、ほのかな甘みを感じられるのが特徴です。近年では、金芽米等の継続摂取による健康への効果を実証し、論文発表されています。
※2「米の精」は、金芽米(BG無洗米)の加工時に取り除かれた肌ヌカ(とぎ汁の元)を製品化したもので、100%米由来の有機質土壌改良剤です。優れた成分バランスを保有しており、土中の微生物の働きを活性化させることで土壌が肥沃化し、良質な味の作物が育ちます。また、有機肥料として稲や野菜に使用されるほか、家畜の飼料としても利用されており、持続可能な循環型農業の実現を目指しています。
【包括連携協定における連携事項】
- 健康増進に関すること
- 食育に関すること
- 農業振興に関すること
- 防災に関すること
- 情報発信に関すること
- 地域活性化に関すること
- その他、本協定の目的を達成するために甲、乙が必要と認める事項に関すること
【滋賀県多賀町の概要】
多賀町の行政区域は、135.77km²。滋賀県湖東地区に位置し、東部には霊仙山・鍋尻山・高室山・三国岳・鈴ヶ岳などの標高1,000m級の峰々が連なり、芹川、犬上川の清流が町の東南部を源にして、途中ダムを設けて流域耕地に灌漑用水を供給しながら琵琶湖に注いでいる。町の西部は比較的平坦な地域で、水稲に適した優良農地が広がっている。町面積の大部分を占める広大な山林では、杉、桧、松などが美林を形成し、その良質材をはじめ、その他の各種林産物が搬出されている。
京阪神・中京・北陸の各経済圏との結節点に位置し、名神高速道路多賀サービスエリアが整備されているほか、彦根ICへは5kmの距離に位置し、国道306号線、307号線が町内を縦横に通過している。
公共交通機関として、東海道新幹線米原駅へは13km、JR琵琶湖線南彦根駅へは5kmの位置にある。町内公共交通機関には近江鉄道多賀大社前駅があり、路線バス・予約型乗合タクシー(愛のりタクシーたが)が運行されている。
人口は昭和35年に10,547人(S35国勢調査)をピークに減少傾向であり、7,355人(H27国勢調査)、7,274人(R2国勢調査)となっている。
また、広大で緑濃い鈴鹿山系、琵琶湖に注ぐ芹川・犬上川を有し、琵琶湖国定公園・鈴鹿国定公園に指定されている地域が町内に存在する。
